松山市・東温市・砥部町
江戸時代から続く焼き物の里として有名な「砥部焼」の町・砥部町。今も100軒ほどの窯元が残るのどかな里を、E-BIKEでゆったりサイクリング。陶房を見学したり、陶芸体験をしたり、砥部焼の器でおいしいご飯を食べたり。砥部焼尽くしの1日を満喫しよう。
サイクルショップフィールド社
松原泉
陶板の道〜陶祖ヶ丘
砥部焼伝統産業会館
富そば
梅山窯・梅山窯売店
砥部焼陶芸館
陶房遊カフェstand tOt
START
重信川サイクリングロード
松山市内から南に約10km。南北に流れる砥部川沿いに開けた砥部町は、砥部焼とみかんの町として知られています。まずは松山市駅から伊予鉄道横河原線を使って梅本駅まで電車移動。梅本駅から歩いて約10分ほどの場所にあるサイクルショップフィールド社でE-BIKEをレンタルします。ここから重信川サイクリングロードへは2kmほど。景色が開けて気持ちのいい川沿いのサイクリングロードを経由して、砥部焼の窯元が集まる砥部町のメインエリアへ向かいます。砥部町は坂が多いので、E-BIKEは心強い味方です。
レンタサイクルして、川沿いから爽快に走り出そう
サイクルショップフィールド社
2021年にオープンしたスポーツバイク専門店。お店には街乗り用から競技用まで幅広いスポーツバイクがずらりと並ぶ。E-BIKEのレンタサイクルはクロスバイクタイプが3台とMTBタイプが1台。必ず事前に予約しておこう。初めてのE-BIKE体験でも、明るくて優しいスタッフが丁寧に乗り方を教えてくれるので安心。オススメのサイクリングルートや近隣のいち押しスポットも聞いてみよう。
詳細を見るサイクルショップフィールド社
住所 | 愛媛県松山市南梅本町甲178-6 |
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電話番号 | 089-910-5933 |
営業時間 | 11~19時 |
定休日 | 月曜日 |
URL | https://cycleshop-fieldsha.com/ |
入場料 | - |
松原泉
重信川沿いには江戸時代以降に掘られた泉がいくつも残っている。そのうちの一つである松原泉は昭和時代に一度埋め立てられてしまったが、地元住民の声によって再生。今はメダカやドジョウ、トンボが生息する親水公園として親しまれている。夏はホタルにも出会えるという美しい水辺スポット。(写真提供:伊予暮らしの情報メディア ヒノボリ)
詳細を見る松原泉
住所 | - |
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電話番号 | - |
営業時間 | - |
定休日 | - |
URL | - |
入場料 | - |
陶板の道
砥部町に入ると、町の至る所に砥部焼が飾られていることに気づきます。そんな町のメインエリアにあるのが「陶板の道」と名付けられた道。500mほどの距離ですが、歩道や壁などの至る所に陶板が敷き詰められた、焼き物の町ならではの風景が広がっています。緩やかな坂を上った先の「陶祖ヶ丘」は、町を一望できる展望台があり、砥部焼の始祖である杉野丈助の碑が建つ小さな公園です。公園の壁に作られた陶壁碑は、江戸時代〜現代までの陶片を埋め込むことによって砥部焼の変遷がひと目で分かるようになっています。
そこから伝統産業会館へ向かう道で、砥部焼模様の白線を発見。遊び心のある演出にちょっとハッピーな気持ちに...。富そばでおいしいお蕎麦を食べたら、梅山窯へのちょっとハードな上り坂にチャレンジしましょう。E-BIKEのパワーでたどり着いたら、サイクリングの達成感も味わうことができます。
砥部町のメインエリアで食事も、散策も
砥部焼伝統産業会館
約80の窯元の作品を販売しているほか、砥部焼の歴史的な資料や現代の優れた作品が展示されているギャラリー。2階では様々な企画展も開催。建物の裏手には全編が砥部町で撮影されたという映画「未来のかたち」に出てくる高さ4mの聖火台モニュメントがある。燃え上がる炎がモチーフで印象的。
詳細を見る砥部焼伝統産業会館
住所 | 愛媛県伊予郡砥部町大南335 |
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電話番号 | 089-962-6600 |
営業時間 | 9〜17時 |
定休日 | 月曜日 |
URL | https://www.town.tobe.ehime.jp/soshikikarasagasu/s... |
入場料 | 65歳以上:200円、大人:300円、高校生・大学生:200円、小学生・中学生:100円 |
富そば
砥部焼の器でいただけるお蕎麦屋さん。玄関を開けると、砥部焼の蕎麦猪口がずらりと並んだ「蕎麦猪口ミュージアム」がお出迎え。タイミングが合えば、ご主人がそばを打っている様子も見学可能。店内は砥部焼や伊予絣(いよかすり)などの伝統工芸品で飾られており、居心地が良い。せいろ、おろし、そばがきが食べられる蕎麦づくしメニューが一番の人気。売り切れ次第閉店なので、早めの来店がおすすめ。
詳細を見る富そば
住所 | 愛媛県伊予郡砥部町大南485 |
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電話番号 | 089-962-2053 |
営業時間 | 11時30分〜15時 |
定休日 | 水曜日・木曜日 |
URL | - |
入場料 | - |
梅山窯
明治15年(1882)開窯。砥部に現存する中では最も歴史のある窯元の一つ。民藝運動を提唱した柳宗悦らが視察に来た際、手仕事の素晴らしさと、暮らしのなかで遠慮なく使える丈夫さを兼ね備えた「用の美」の日用品として高い評価を受けたという。売店に声をかければ、陶工さんたちが作業をしている工場内も自由に見学が可能。町指定の文化財にもなっているレンガ製の大登窯(のぼりがま)もぜひ見ておきたい。
詳細を見る砥部焼陶芸館
1階の広い売店では、33の窯元の作品を展示・販売。2階では、絵付け・手びねり・ろくろといった陶芸体験ができる。手びねり・ろくろは要事前予約。絵付け体験は予約不要なので、気軽に体験してみたい。焼き上がりまでは1カ月〜1カ月半ほどかかるが、旅の余韻を感じながら楽しみに待とう。建物の入り口周辺に埋め込まれた砥部焼のタイルはつい見逃してしまいそうだが、とっても可愛いのでぜひチェックして。
詳細を見る砥部焼陶芸館
住所 | 愛媛県伊予郡砥部町宮内83 |
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電話番号 | 089-962-3900 |
営業時間 | 9〜17時 |
定休日 | 水曜日・元日 |
URL | https://www.togeikan.com/index.php |
入場料 | - |
重信川かすみの森公園
サイクリングの最後に陶房遊カフェstand tOtでケーキとコーヒーをいただいてほっこり。一点ものの器もゲットしてココロもお腹もいっぱいになったら、そろそろ北上して帰路に着きます。朝、サイクルショップフィールド社で教えてもらったとべ動物園と愛媛県総合運動公園の間を通る道を使ってショートカット。車が通り抜けるには通行料がかかる道ですが、自転車なら無料。少し長めの坂道も、E-BIKEならへっちゃらです。車の通りが少ない道を繋ぎながら、重信川サイクリングロードを目指します。重信川かすみの森公園から土手に上がり、橋を渡ったらサイクルショップフィールド社はもうすぐです。
おしゃれなカフェでほっこりしたあとは、もうひと頑張り
陶房遊カフェ Cafe stand tOt
週末のみ営業の窯元カフェ。敷地内に工房とカフェの建物が並んで建っており、工房での作業の様子は外から見ることができる。カフェはギャラリーも兼ねていて、コロナ禍に生まれたという「錆青」シリーズは大人気で売り切れも多く、出会えたらラッキーな一点ものばかりだとか。カフェスペースの1階はテーブル席、2階は屋根裏部屋のような座敷席。隣の工房から生み出された器での食事を楽しもう。
詳細を見る陶房遊カフェ Cafe stand tOt
住所 | 愛媛県伊予郡砥部町岩谷口237-3 |
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電話番号 | 089-950-4311 |
営業時間 | 11時〜15時30分 |
定休日 | 月〜水曜日(金土日祝のみ営業) |
URL | https://www.instagram.com/toubouyuu_shop_cafe/ |
入場料 | - |
重信川かすみの森公園
松山中央公園と東温市の新横河原橋を結ぶ約24kmの「重信川サイクリングロード」。 そのサイクリングロードの対岸にある重信川かすみの森公園付近は草原が広がる広大な公園として人気が高い。自転車は元々、車の往来もある土手の上の道を走るしかなかったが、公園横の道が新たに整備された。 自然林のなかを小川が流れる美しい公園はひと休みするのにぴったり。
詳細を見る重信川かすみの森公園
住所 | 愛媛県東温市上村417-1 |
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電話番号 | - |
営業時間 | 24時間 |
定休日 | - |
URL | - |
入場料 | - |
GOAL
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