【81.8km】日本で一番長い佐田岬半島を横断
【81.8km】日本で一番長い佐田岬半島を横断
四国最西端かつ「日本一細長い」佐田岬半島の先端を目指す全長81.8kmのコース。前半の「ゆうやけこやけライン」はアップダウンが少ない平坦な道が続き、穏やかな伊予灘の景色と沿道を彩る四季折々の花を楽しみながら走れます。
新長浜大橋を越え、佐田岬に入ってからの中盤以降は起伏が激しくトンネルも多いため、体力、注意力が必要です。後半の「メロディーライン」では、細長い佐田岬半島の屋根を「伊予灘」と「宇和海」という2つの海を同時に眺めながら走るという、ほかでは味わえない貴重な体験が待っています。
スタート地点の「伊予市しおさい公園」へは、JR伊予市駅から3km、または松山空港から県道22号線経由で約13km(車で約30分)。自転車でも行ける距離なので、自転車を持ち込まれる方はサイクルステーションが完備されている松山空港で準備を整えて、そのままスタートしてもよいでしょう。
レンタサイクルを利用したい初心者の方は要注意。コース上にあるレンタサイクルスポットのほとんどは、コース中盤のJR伊予長浜駅周辺に集まっています。そのため伊予長浜駅付近で自転車をレンタルし、新長浜大橋から佐田岬を目指す、もしくは伊予市しおさい公園に向かうルートがおすすめです。
スタート地点
瀬戸内海に面していて、漣の音や潮の香りが気持ちのいい公園。野球場やテニスコートといった各種スポーツを楽しめるフィールドから海沿いの散歩を満喫出来る芝生公園、そして「海底」と「探索」をモチーフにしたアスレチック遊具が設置されており、老若男女がそれぞれの憩いを感じられる場所です。
住所:愛媛県伊予市森甲91-1 Google Mapでみる
公式サイトを見る10.5km地点
伊予灘に臨むふたみシーサイド公園は、まさに夕陽鑑賞の特等席。双海町は夕陽の美しさで有名で、この公園に隣接した「道の駅 ふたみ」のキャッチコピーは「沈む夕陽が立ち止まる町」。ここに来たら、黄金に染まる海岸と地平線を見ずしては帰れない。名物の「夕焼けソフトクリーム」はほんのりオレンジ色で、みかんの風味が漂う。
住所:愛媛県伊予市双海町高岸甲2326 Google Mapでみる
公式サイトを見る16.1km地点
数々の映画、テレビドラマ、広告、雑誌に登場しているフォトジェニックな無人駅。ホームにぽつりと佇む古びた駅舎とベンチ、なにひとつ遮るものがない瀬戸内海の眺望。下灘駅は、かつて非常に海に近い駅として日本中のカメラマンの間でも知られていた。駅のホームからは、日中は太陽の光を反射する海面がキラキラ光り、夕暮れの時刻になると辺り一面が朱に染まる美しい景色を見ることができる。地元の方が育てた四季折々の花たちにも注目。
住所:愛媛県伊予市双海町大久保 Google Mapでみる
公式サイトを見る28.0km地点
大洲市には「肱川嵐」という、10月から3月にかけて見られる冬の風物詩がある。内陸の大洲盆地から、海へ向かって蒸気霧が滑るようになだれ込む、世界的にも珍しい自然現象で、霧が町を飲み込むような圧巻の光景だ。「肱川あらし展望公園」は、この現象を一望できる場所。肱川嵐は明け方に起こるので、日の出も合わせて鑑賞してみては。
住所:愛媛県大洲市長浜 Google Mapでみる
公式サイトを見る31.8km地点
1935年に完成した、現役で動くなかでは日本最古の道路可動橋。特徴的なその赤い塗装から、「赤橋」という愛称がついている。以前は船が通るのに合わせ橋の一部が開閉していたが、現在は観光のために開閉するのみ。戦禍や撤去の危機を、地元住民の尽力によって乗り越えながら、100年近くも人々の生活を支え続けている貫録のある名所。
住所:愛媛県大洲市長浜 Google Mapでみる
公式サイトを見る34km地点
その名の通り、歩くと木琴のような音が鳴る木製の遊歩道。道中には20世紀前半に建設された、元・四国初の紡績工場の赤レンガ倉庫が遺され、昔ながらの橋脚構造が美しい「美名瀬橋」も見られる。ところどころに、県内在住の芸術家によるモニュメントや彫刻、ベンチなども。レトロな世界観をのんびりと楽しんでみよう。
住所:愛媛県八幡浜市保内町川之石2−17 Google Mapでみる
公式サイトを見る37.6km地点
いよいよ日本一長い半島「佐田岬半島」へと入っていく始点にあるのが、「道の駅 伊方きらら館」。ここでしか買えない柑橘類や海鮮の加工品が、年間通して豊富にそろっているほか、吟醸酒の販売も行われている。瀬戸内海と宇和海、そこに浮かぶ島々を見渡せる、展望デッキからの景色も必見。
住所:愛媛県西宇和郡伊方町九町越3番耕地179-1 Google Mapでみる
公式サイトを見る41km地点
2011年に、伊方町の新しいご当地グルメとして生まれた「海鮮活しゃぶ」。新鮮な地魚を、焼き魚の骨やアラから出汁をとった鍋で食べる贅沢な一品だ。定番のポン酢はもちろん、愛媛県特産の「みがらし味噌」につけて食べるのもおすすめ。「民宿みちもと」に宿泊できるのは1日1組限定。お料理のボリュームには定評があり、心ゆくまで海鮮活しゃぶを堪能できる。
住所:〒796-0422 西宇和郡伊方町二見乙973鳥津 Google Mapでみる
公式サイトを見る44.1km地点
地底1,500mからお湯が湧き出る、四国最西端の温泉。浴場は広々としており、なかでも潮風に吹かれながら浸かれる露天風呂はリフレッシュ効果絶大。塩サウナや岩盤浴など、充実した設備もそろっている。さらには海鮮を煮つけや寿司などさまざまな味で楽しめるレストランや、物産館に宿泊施設と、温泉だけにとどまらない楽しみが満載。
住所:愛媛県西宇和郡伊方町二見1289 Google Mapでみる
公式サイトを見る50.7km地点
佐田岬半島を中程まで進むと、辿りつくのが「道の駅 瀬戸農業公園」。景色が素晴らしいことは当然ながら、ここは伊方自慢の味覚が集結するスポット。海産物や農産物の加工品、地元の人の愛情がたっぷり注がれた新鮮な野菜や果物などが販売されているほか、併設レストランではしらす丼やエビフライなど、海の幸を気軽に楽しめる。
住所:愛媛県西宇和郡伊方町塩成293 Google Mapでみる
公式サイトを見る56km地点
山の尾根に連なる約20基の風車は、佐田岬半島の見所の一つ。「せと風の丘パーク」からは海に突き出した半島、そしてポツポツと建てられた風車が一望できる。ただ眺めるだけでなく、風車がたくましく風を切る音が聴こえ、実物大の羽も展示されており、風車の実態をより深く知ることができるスポット。
住所:愛媛県西宇和郡伊方町川之浜 Google Mapでみる
公式サイトを見る60.6km地点
昔ながらの情緒を感じられるスポットが多いなか、「大久展望台」はギリシャ神殿を彷彿とさせる風変わりなスポット。紺碧の海や深い緑に映える白亜の展望台から海を眺めれば、宇和島を独り占めしたような心地に。また山側へ振り向くと、佐田岬半島の生活を支える数々の風車が連なる山々を仰ぎ見ることができる。
住所:愛媛県西宇和郡伊方町大久字大成2370-1 Google Mapでみる
公式サイトを見る70.5km地点
大久展望台から佐田岬方面に10kmほど進んだところにある観光交流施設「佐田岬はなはな」。施設内には、観光案内所やカフェ、しらす等の地元産品を販売する直売場などがあり、特にレストラン「しらす食堂」で食べるしらす丼は必食。瀬戸内海から水揚げされたばかりの鮮度抜群のしらすを味わうことができる。
住所:愛媛県西宇和郡伊方町三崎1700-11 Google Mapでみる
公式サイトを見るゴール地点
日本一細長く突き出た佐田岬半島の先にそびえ立つこの灯台は瀬戸内海国立公園に属しており、100年以上に渡って海の安全を守っている。残念ながら灯台内部の一般公開はされていないものの、晴れた日は豊後水道を往来する船の向こうに九州を見ることができるほか、四国で夕日に近い一番場所としても有名。灯台に向かう遊歩道の途中には、「佐田岬キャンプ場」もある。
住所:愛媛県西宇和郡伊方町正野 Google Mapでみる
公式サイトを見るスタート地点
伊予市しおさい公園
ゴール地点
佐田岬灯台
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