【139.6km】四国中央を東西に貫く山々を走る
【139.6km】四国中央を東西に貫く山々を走る
「日本三大銅山」のひとつに数えられた「別子銅山」跡地からスタートし、標高1,500~1,700mクラスの山々の合間を走るコース。スタート地点から巨大な産業遺産群のある東平エリア周辺までは上りが続き、その後ゆるやかなアップダウンを繰り返します。
総距離130km超え、獲得標高2,200mを超えるチャレンジングなコースですが、瀬戸内海や四国山脈の大パノラマが楽しめる「翠波高原」や、日本の夜景遺産にも選ばれた四国中央市街と瀬戸内海の絶景を臨む「具定展望台」など、道中に見どころが満載なので飽きることないでしょう。
スタート地点でありゴール地点の「道の駅 マイントピア別子」へは松山空港から車、あるいは1日6便運行している新居浜行きの予約制乗合シャトルバスで、約1時間40分で到着します。シャトルバスは輪行袋にて自転車を持ち込むことが可能です。
スタート地点
旅のはじまりは、県道47号線沿いの「道の駅 マイントピア別子」から。かつて「日本三大銅山」にも数えられていた「別子銅山」採鉱本部跡地を利用した鉱山のテーマパークがあり、実際に使われていた鉱山列車に乗って施設内を周遊したり、別子銅山の巨大ジオラマを鑑賞したり、別子銅山のドキュメンタリー映像を楽しんだりできる。愛媛県や新居浜市の特産品を販売するコーナーや地元産の食材をつかった「いよかんソフト」などが楽しめるレストランもあるので、サイクリング前のパワーチャージにも最適なスポットだ。
住所:愛媛県新居浜市立川町707-3 Google Mapでみる
公式サイトを見る9.5km地点
新居浜の深い山中にある別子銅山の産業遺産群。エリア内には、その神秘的な姿から「東洋のマチュピチュ」と評される貯鉱庫跡などがあり、多くの観光客が訪れている。標高約750mの場所に位置する同エリアからは、天気の良い日には新居浜市街と遠く瀬戸内海を見渡すことができる。自転車で向かうには険しい山道が続くので、「道の駅 マイントピア別子」発着の観光バスを利用しよう。
住所:愛媛県新居浜市立川町654-3 Google Mapでみる
公式サイトを見る10.9km地点
東平産業遺産ゾーンの南側に位置する日浦登山口から歩いて20分ほどの場所にある、別子銅山でももっとも古くから残る「旧別子銅山エリア」。エリア内には、鉱石を運び出したトンネルをはじめ、小学校跡や劇場跡などもあり、当時の産業・文化遺跡が自然と一体となって残っている。ハイキングコースを通して散策を楽しもう。
住所:愛媛県新居浜市別子山 Google Mapでみる
公式サイトを見る37.8km地点
別子銅山を満喫したあとは、「道の駅 マイントピア別子」から県道47号線を進んだ先にある「別子山ふるさと館」へ。別子銅山の歴史を紹介するコーナーでは、かつて別子銅山で使われていたヘルメットやガスランプなどの鉱山器具、別子山に生息する生き物の剥製なども展示されている。館内には喫茶コーナーもあるので、銅山川のせせらぎに耳を傾けながら一休みするのもおすすめ。
住所:愛媛県新居浜市別子山甲345 Google Mapでみる
公式サイトを見る41.1km地点
別子山の中腹にある広大な自然公園。公園の中央には、日本最大級の円形ドーム型の藤棚が。毎年5月に見ごろを迎えると『パーゴラ藤祭り』が開催され、コンサートなどのイベントが実施されている。宿泊型レストラン「オーベルジュゆらぎ」では、地元産の鶏を使った洋食や自家農園の新鮮な有機野菜を使ったサラダなどが味わえる。またホテルの敷地内で、手ぶらでグランピングを楽しむこともできる。
住所:愛媛県新居浜市別子山甲122 Google Mapでみる
公式サイトを見る50.8km地点
「ゆらぎの森」から県道6号線を進んだ先にある、湖に面した広場。敷地内には周辺地域の歴史資料を展示した資料館「てらの水のやかた」があり、その2階にあるレストランでは地元で採れる食材を使った料理が味わえる。名物は「アメゴ」と呼ばれる川魚の唐揚げ。川魚特有の苦味が少なく、頭から尻尾まで骨も含めて丸ごと食べることができる。周辺地域には飲食店が少ないので、お腹が空いたら立ち寄っておきたいスポットだ。
写真提供:四国中央市観光協会
住所:愛媛県四国中央市富郷町津根山352-7 Google Mapでみる
公式サイトを見る55km地点
全長約6kmに渡って、大自然がつくり出すダイナミックな景観が広がる「富郷渓谷」。なかでも特に注目したいのは「戻ケ嶽(もどりがだけ)」と呼ばれる高さ60mの岩壁。岩の割れ目からは木々が生い茂り、まるで絵画のように美しい。夏には渓流釣り、秋に紅葉など、訪れる季節に違った楽しみ方ができるスポットだ。
写真提供:四国中央市観光協会
住所:愛媛県四国中央市富郷町津根山 Google Mapでみる
公式サイトを見る67.7km地点
「富郷渓谷」から緑豊かな県道6号線を四国中央市方面に進むと見えてくるのが、全長約7kmの巨大な人造湖に隣接した金砂湖畔公園。湖面に映る美しい山並みと、湖に架かる赤色の「平野橋」のコントラストが美しいスポットだ。春には桜、秋には紅葉の名所としても知られ、季節ごとに違った楽しみ方ができる。園内には整備された遊歩道もあるので、ゆっくりと散策を楽しもう。
住所:愛媛県四国中央市金砂町平野山232(嶺南公民館)前 Google Mapでみる
公式サイトを見る80.3km地点
愛媛県四国中央市にある翠波峰。その標高760m付近に広がる約100haの「翠波高原」からは、瀬戸内海や四国山脈まで360度の大パノラマが楽しめる。春には菜の花、夏から初秋には早咲きコスモスが一面に咲き誇り、訪れる人々を華やかに迎える。また、それぞれの開花に併せて4月下旬には『菜の花まつり』、8月下旬には『コスモス祭』が開催され、地元客のみならず多くの観光客も訪れる。
写真提供:四国中央市観光協会
住所:愛媛県四国中央市金砂町平野山乙306-1 Google Mapでみる
公式サイトを見る86.2km地点
四国中央市街と瀬戸内海のパノラマビューが楽しめる展望台。昼には、瀬戸内海の向こうに日本列島最大の島・本州まで見渡すことができる。夜には、工場地帯の灯りがまるでイルミネーションのよう。展望台周辺は桜の木も多く、春にはお花見スポットとして多くの人が訪れる。昼夜問わず美しい景観を楽しむことができるスポットだ。
写真提供:四国中央市観光協会
住所:愛媛県四国中央市寒川町乙254-46 Google Mapでみる
公式サイトを見る92.3km地点
国道11号線沿いにある日帰り温浴施設。敷地内で湧いでる「美肌の湯」が自慢で、大浴場、露天風呂、肩たたき湯などさまざまなタイプの湯船を楽しむことができる。館内には軽食が楽しめるレストランや、漫画などが置いてある休憩コーナー、さらにはフットケアーやボディケアをしてくれるコーナーも。サイクリングの疲れを癒すのにもってこいのスポットだ。
住所:愛媛県四国中央市三島中央1-16-5 Google Mapでみる
公式サイトを見る95.9km地点
瀬戸内海で採れた新鮮な魚介を使った「ちくわ」や「かまぼこ」、揚げたての「天ぷら」を販売する創業70年の老舗。名物は、鮮やかなピンク色が愛らしい「えびちくわ」。小えびを殻ごとミンチしたものと、白身魚のすり身、自家製豆腐を混ぜ合わせた一品だ。愛媛県東予地方では、1860年頃から特産品として親しまれている。一本から購入できるので、サイクリング中に小腹が空いたらぜひ立ち寄りたいスポットだ。
住所:愛媛県四国中央市寒川町1182 Google Mapでみる
公式サイトを見る117.5km地点
四国最大級のリゾートマリーナ。人工砂浜も整備されているので、夏には瀬戸内海での海水浴を思う存分に楽しむことができる。別名「ヤシの木ビーチ」と呼ばれ、写真映えするスポットとしても人気。その他、敷地内にあるレストラン「ベイサイドレストラン ブラン・ブルー」では、地元産の魚を使った「シーフードランチ」が堪能できる。
住所:愛媛県新居浜市垣生3-324 Google Mapでみる
公式サイトを見る121.7km地点
創業150年を超える老舗菓子店。地元・新居浜市の発展の基礎を築いた「別子銅山」にちなんで命名された名物「別子飴」を中心に、さまざまな和洋菓子を製造販売している。銅釜で水飴を炊き上げる創業以来の製法を忠実に守ってつくられる「別子飴」は、口に入れたときのほのかな甘さが特徴。愛媛県特産みかんなど全5種類のフレーバーが楽しめる。紙箱や包装紙には、別子銅山の歴史を物語るレトロなイラストが描かれているので、ちょっとしたお土産にも最適。併設された工場では「別子飴」の製造工程の見学も可能。
住所:愛媛県新居浜市郷2-6-5 Google Mapでみる
公式サイトを見る126.1km地点
大型ショッピングモール「イオンモール新居浜」のなかにある落ち着いた雰囲気のカフェ。人気メニューは、生ハム&ハニークリームチーズなどを挟んだ「チャバタサンドイッチ」。日本の高級砂糖のひとつ「和三盆」を使用した上品な甘味が特徴的なカフェオレシェイクと合わせて、サイクリング中のエネルギー補給にどうぞ。
住所:愛媛県新居浜市前田町8-8 イオンモール1F Google Mapでみる
公式サイトを見る133.9km地点
新居浜駅に隣接した総合文化施設・美術館「あかがねミュージアム」。施設内では、四国の三大祭りのひとつ『新居浜太鼓祭り』で使用される巨大な太鼓台の展示を行なっている。太鼓台の実物展示と合わせて祭りの様子を映像や写真で紹介しているので、実際にお祭りに参加したような臨場感を味わうこともできる。
住所:愛媛県新居浜市坂井町2-8-1 Google Mapでみる
公式サイトを見る136.2km地点
「別子銅山」の歴史や意義を後世に伝える記念館。山の斜面を利用した半地下構造の建築が特徴的。館内には「別子銅山」に従事した鉱夫らの生活などを紹介するコーナーがあり、当時の様子について学ぶことができる貴重なスポットとなっている。記念館の屋根には、「別子銅山」が開坑許可された5月にちなみ、サツキが約1万本植えられている。見ごろを迎える5月下旬には記念館の外観がピンク色に染まり、いつもとはひと味違った風景を楽しむことができる。
住所:愛媛県新居浜市角野新田町3−13 Google Mapでみる
公式サイトを見る138.4km地点
ドイツのライン川にちなんで名付けられた、全長約10㎞の渓谷景勝地。その美しさから「四国20景」にも選出されている。春には桜、夏には新緑、秋には紅葉など、季節によってさまざまな表情を見せるので、年間を通して観光客が訪れている。そんな「別子ライン」沿いにある県道47号線をサイクリングする気持ち良さは格別。大自然のなかを颯爽と走り抜けよう!
住所:愛媛県新居浜市立川地区 Google Mapでみる
公式サイトを見るゴール地点
旅の終着はふたたびマイントピア別子へ。鉱山観光や食事などさまざまな楽しみ方ができる同施設には、山道で疲れた身体を癒せる温泉施設「別子温泉〜天空の湯」も。露天風呂、ジェットバス、大きな壺のなかで楽しむつぼ湯など、湯船の種類も豊富なのでついつい長風呂してしまいそう。湯上がりには、併設の軽食コーナーでうどんなども味わえるので、最後までおもいっきり楽しもう。
住所:愛媛県新居浜市立川町707-3 Google Mapでみる
公式サイトを見るスタート地点
マイントピア別子
・車の場合
新居浜ICより車で約15分
・バスの場合
松山空港から新居浜行きの予約制乗合シャトルバスで1時間40分(1日6便、輪行袋にて自転車持ち込み可)。席数に限りがあるため、事前予約がおすすめです。当日空席がある場合は、松山空港4番乗り場にて乗車受付可能。
ゴール地点
マイントピア別子
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