【63.1km】しまなみ海道の東側、4つの離島を走る
ゆめしま海道サイクリングコースについて
しまなみ海道の東側に広がる「ゆめしま海道」は、愛媛県上島町の島々からなる全長63.1kmのサイクリングコース。弓削島、佐島、生名島の3つの島は橋でつながっていて自由に往来することが可能。2022年には生名島と岩城島を結ぶ「岩城橋」が開通し、今後ますますサイクリストから注目を浴びること間違いなしのコースです。
「ゆめしま海道」には、今治港のほか、因島の土生港から、高速船またはフェリーで渡ります。ゆめしま海道でのサイクリングはどの島をスタート地点にしても良いですが、観光情報が収集できる「サイクルオアシス」がある弓削島から巡るのがおすすめです。なお、今治港からの高速船(芸予汽船)は、時間帯によって自転車を積載できない便もあるので注意が必要です。
このルートの見どころ
世界各地からやってくるサイクリストたちと地元民たちによる交流と憩いの場「サイクルオアシス」。弓削島にある「ゆげ海の駅舎 ふらっと」もそのひとつに指定されています。観光情報の収集はもちろん、トイレ、コインランドリー、シャワー、Wi-Fi、自転車用空気入れなど、サイクリストにとってうれしいサービスが揃っています。ゆめしま海道サイクリングコースの拠点として利用したいスポットです。
岩城島の中央部に位置する標高369.8mの山。岩城島の玄関口・岩城港から山頂までは約4kmの整備された登山道が続くので、ちょっとしたハイキングにもおすすめです。山頂には360度の大パノラマが広がる積善山展望台があり、展望台から眺める景色は壮観。眼下には瀬戸内海に浮かぶ島々、遠くには中国山地と四国山地を眺めることができます。また積善山は桜の名所としても有名で、毎年4月上旬には、約3,000本の桜が山をピンク色に染め、全国各地から訪れる花見客で賑わいます。
ルートの周辺スポットを巡ろう
START
SPOT 1
旅のはじまりは島の景観を満喫できる美しい公園から。
弓削港付近にある弓削大橋、生名橋をのぞめる芝生の公園。休憩用のベンチやサイクルスタンド、付近にはトイレ(弓削港)もあり島を周遊中に休憩するのに最適な公園だ。
SPOT 2
弓削島の北の端・久司浦地区にある大森神社からすぐの防波堤に描かれたアート作品。日本全国の若手アーティストから公募した「瀬戸内かみじまアートプロジェクト2019〜防波堤ペインティングコンペティション〜」の受賞作品のひとつだ。「虹」をテーマに描かれた色鮮やかな作品は、海の青さとのコントラストが美しく、フォトジェニックな撮影スポットとしても知られている。
SPOT 3
瀬戸内海の海域・燧灘(ひうちなだ)などをのぞむ、絶景ポイントが点在するエリア。瀬戸内海の島々が寄り添う弓削島の西側の光景とは異なり、弓削島の東側に位置する弓削大谷では、広い海原に小島がポツポツと浮かぶ風景を楽しむことができる。美しい朝日がのぞめる早朝は特におすすめ。
SPOT 4
サイクリストたちと地元民たちの交流・休憩の場「ゆげ海の駅舎ふらっと」。「サイクルオアシス」に登録されたこの場所では、観光情報の収集はもちろん、トイレ、コインランドリー、シャワー、Wi-Fi、自転車用空気入れなど、サイクリストにとってうれしいサービスも揃っている。ゆめしま海道サイクリングコースの拠点として利用したいスポットだ。
SPOT 5
ゆげ海の駅舎ふらっとから県道172号線を松原海水浴場方面に約1.8km進んだところにある、全室オーシャンフロントの眺めが自慢のリゾートホテル。プライベートバルコニー付きの客室はもちろん、瀬戸内海に面した開放感は抜群の露天風呂も魅力のひとつ。お風呂は宿泊者以外でも利用可能なので、サイクリングで疲れた身体を癒しに訪れたいスポット。
SPOT 6
弓削島と佐島をつなぐ弓削大橋のたもとにある公園。春は桜の名所としても知られているスポットだ。公園で一息ついたら、全長980mの弓削大橋を渡って佐島へ向かおう。
SPOT 7
サイクリングロードで見かける「ブルーライン」は、サイクリストたちがルートに迷わないよう、また車の運転手が自転車に注意するように引かれた目印。佐島の南端には、「Uターン」を示した珍しいブルーラインがあり、サイクリストにとってちょっとした観光スポットになっている。このブルーラインの先には、隠れビーチとして知られる「長磯の浜」に辿り着く。
SPOT 8
保育所を改装したレトロで温かみの感じられるカフェ。島野菜をトッピングしたチキンカレーや豆にこだわった珈琲、島柑橘を使ったドリンクが人気。ご夫婦で営まれているカフェは地元の方の憩いの場所となっている。
SPOT 9
佐島と生名島を結ぶ、全長515メートルの斜張橋「生名橋」の開通を記念してつくられた公園。公園からは橋を見上げることができ迫力満点。生名島へ渡れば、立石港や防波堤アート「みんなのクジラ」のほか、島の西側からは「岩城島」をのぞむことができる。
SPOT 10
美しく豊かな自然のゆめしま海道を周遊する「円」、自転車の「輪」、訪れた先で出会った「縁」をイメージしたアート。デザインは世界的に有名な森本千絵氏によるもの。「IKINA」、「IWAGI」、「YUGE」の3つがあり、ゆめしま海道の橋と一緒に写真に収めたい。
SPOT 11
長さ916メートル、幅7.5メートル2022年3月20日に開通したばかりの新しい橋が、生名島と岩城島を繋いだ。この岩城橋の開通によりゆめしま海道がすべて繋がった。
SPOT 12
レモンの島・岩城島で柑橘を全国に届けるわらしべ。のレモネードスタンドがオープンした。旬の柑橘やくだものを使ったドリンクやスイーツが贅沢に楽しめる。
SPOT 13
岩城港に到着してまず目を奪われるのは、岩城島の中央に位置する「積善山」。整備された登山道はハイキングにも最適で、山頂には360度の大パノラマが広がる積善山展望台がある。眼下には瀬戸内海に浮かぶ島々、遠くには中国山地と四国山地をのぞむことができる。登山道には桜並木があり、春には桜の名所としても有名。
SPOT 14
瀬戸内海のど真ん中に鯛の養殖屋さんがオープンした休日限定のカフェ。直営の鯛養殖場の鯛や、島で採れた野菜や果物を使ったメニューを楽しめる。
GOAL
サイクリングの終わりは、岩城港から快速船に乗って今治港へ向かおう。岩城港から今治港までは約1時間で到着。快速船は1日8本運行しているが、便・荷物量によっては自転車を載せられない場合があるので、芸予汽船の公式ウェブサイトで事前に確認のうえ乗船を。
岩城港には島の柑橘や野菜の直売所、特産のレモンポーク丼が食べられる「レモン・ハート」がある。船の待ち時間に利用したい。
スタート地点・ゴール地点へのアクセス
Start Point
・快速船の場合
今治港から弓削港まで約1時間。
End Point
・快速船の場合
今治港から約1時間
このルートに近いレベルのサイクリングルート
このルートにおすすめの記事
愛媛県はサイクリングに役立つ情報が充実!
私たちは、このサイトのCookieを使用して利用者の体験を向上させています。 閲覧を続行する場合は、当サイトでCookieの使用に承諾いただいたことになります。 詳細については、Cookieポリシーをご覧ください。